ヘアセットの市場(マーケット)と需要について
ヘアセットの需要は年間通して絶えず、SNSでのセルフブランディングが主流になってから、ヘアセットもブームになっています。
でも、ヘアセット単体の売上が月に10万以上あるサロンはほとんどないのが現状・・・なぜでしょうか?
「ヘアセットの売上?うちのエリアにはヘアセットの需要はないから仕方ない。」そう思っているのはあなただけかも知れません・・・!
コンテンツ
年間のヘアセットの需要について
まず、ヘアセットの需要がどの季節にどのくらいあるのかを説明していきたいと思います。
春 |
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夏 |
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秋 |
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冬 |
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ざっと拾っただけでもこのくらいはあります。
結婚式やイベント(ライブなど)は、通年で需要があるので季節はほぼ関係ないといっていいかも知れません。
春の卒業式や入学式、夏の花火大会や夏祭り、冬の成人式はヘアセット必須のライフイベントですよね。
このように、ヘアセットは、お客様のメモリアルなライフイベントに密接しているサービスでもあるんです。
なぜあなたのサロンはヘアセットの売上がないのか?
では次に、こんなにヘアセットの需要はあるのに、あなたのサロンにはヘアセットのオーダーが入らないのか?
答えは簡単です。恐らく、ほぼこちらの4つの分類に当てはまると思います。
- ヘアセットができないのでメニューの打ち出しをしていない
- ヘアセットは多少できるが、自信がないのでメニューの打ち出しをしていない
- メニューの打ち出しはしているが、どんな髪型ができるのか、ビジュアル的にアピールできていない
- メニューの打ち出しをしていてお客様は来るが、料金・クオリティ・時間のどれかが問題でリピーターにならない
とかではないでしょうか。思い当たる節のある方も多いはず。
ヘアセットの売上を上げる3つの方法
ヘアセットでお客様に喜んでもらい、売上につなげる方法は、いたってシンプルですが以下の3つです。
- ヘアセットスキルを高める
- 料金・クオリティ・時間の見直しを図る
- メニューの打ち出しを効果的に行う
もう少し詳しく解説していきます。
ヘアセットスキルを高めるとはどういうことか?
こちらに関しては、まず、「人頭でヘアセットが問題なくできるようになること」をゴールに置いて、ヘアセットを学ぶと良いと思います。
Youtubeでは、ウィッグを使ったヘアセット解説動画が溢れていますが、実践はまた違います。
ヘアセットではピンやコーム、コテなどを多用するため、人頭で行うサービスという点でもテクニックが必要です。ウィッグはピンを強めに刺しても「痛い」とクレームを言ってくることはないですが、生のお客様だと緊張感が違いますよね。
そのへんのコツなんかは、動画では教えてくれないと思います。なので、私の講習では、人頭で問題なくヘアセットができるようになっているかをゴールとしています。
コンテストではないので、とてつもなく素晴らしい髪型を作ったとしても、その過程において、お客様が不満に思うような作り方をしているようでは、いいサービスとは言えませんよね。
料金・クオリティ・時間の見直しを図るとはどういうことか?
こちらは、お客様目線で満足いくクオリティと、それにかかった施術時間、そして料金がバランスよく保たれているかをチェックすることです。こちらがアンバランスだと、せっかく技術はあっても、メニューとしてオーダーされにくいものになってしまいます。
施術時間は、どんなにかかっても30分を目安とすると良いと思います。クオリティと料金面については、ちょっとひとことでは言えない部分があるので講習の際にお話します。クオリティとは、例えば「崩れない」とかも含まれるということです。
この記事にも、時間短縮する意味について書いていますので是非読んでみてください。
メニューの打ち出しについて
これはサロンのOfficial HPや、HPBなどでどのように打ち出すのが効果的か、という点でお話させて頂いています。よくあるパターンが、「ヘアセット4500円」とかしか書いていないパターン。「洋装・和装」とかで分かれて書かれている場合も見受けられますが、まず予約入らないですよね。
飲食店のメニュー見て、「洋食・和食」だけしか書いてなかったら帰りたくなりませんか・・・?笑
それと一緒で、「いかにお客様にイメージさせるか」がポイントになってくると思います。
長くなりましたが、ヘアセットの市場は通年需要があると思って頂いて問題ないので、是非ヘアセットスキルを高めて、引き出しを増やし、お客様に愛される美容師・美容室になりましょう!
お問い合わせは公式LINEからお待ちしています。keigoでした。